PURCHINEERING

早期に購買が影響を及ぼす方法

「最適な部品とは何か?」…この点において、設計部門と購買部門、両者の間でしばしば対立が起こります。前者は「最も高性能 な部品」、後者は「最もリーズナブルな部品」といった具合です。

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部品購入の決定を、購買部門で行うと回答した企業の割合
Source: Survey parts management and product development process in the industry, CADENAS 2015

しかしながら、実際の部品選定においては、購買部門が早期から影響を及ぼすことはかなりまれです。エンジニアは要求され る技術的な仕様を元に製品を開発します。次に部品リストが製造計画部門へ引き渡されます。この結果、購買部門の役割は、 すでに決定された部品、つまり、「エンジニアが考える最適な部品」を、最も安く購入することのみとなります。

PURCHINEERING は「溝」を埋める

PURCHINEERINGとは、英語の「Purchase」(購買)と、「Engineering」を組み合わせた造語です。その狙いは購買部門と設計 部門のより深い協業を実現することにあります。この協業なしでは、企業はその競争力を十分に高めることができません。

購買部門とエンジニアリング部門の協業の欠落による問題

  • 優先部品、優先サプライヤが定義されない
  • 本来外部から購入することができたはずの部品を、高いコストをかけて自社製作することになる(Make or Buy)
  • 部品およびサプライヤが、技術的、経済的という両側面から選択されない
  • C-partsの調達コストが最適化されない